日本語で上手な文章を書くには

とりあえずリンクー。
日本語で上手な文章を書くには:10の「べからず」

読んでて笑ってしまうようなことであっても、
確かにそんな気はしてくるから(こういうネタは)面白い。


ともあれ、どうして上のような文章が上手だとされるんだろうか。
まぁその理由すら日本の独自文化という結論に達しそうだけど。
ともあれ日本の作文教育の実体を実体験から考える。

俺の主張(嘘)

日本での「文章を作ること」に関する教育は、実体験から言えば作文だけだ。
読書感想文や生活作文などの違いは有れど、やることは簡単。書け。
どうやって書けとかどうすると良いとかいう指導は全くない。
ただ自由に書けとかそんなことを言われる気がする。
その結果、纏めるとか推敲するなんて言葉からは宇宙半径ぐらい離れたシロモノが出来上がる。


そもそも創作系の宿題はネタを見つければ、以降は楽しく一気に進むものであるのに*1
作文はただ無心に禅僧のような心境で原稿用紙を埋めていく作業に費やされる。


さらには、提出した作文の添削も適当に「良かったところ」*2に赤い波線が書かれているだけで、
そこが如何して良いかとかは全く書いていなかった。
悪い部分が指摘されているわけでもないので、どこかを直すべきだという認識も持たない。
次の作文の宿題でも、やはり無心に即身仏のような心境で原稿用紙を埋めてゆくしかなくなる。


文章には起承転結が、とか序論・本論・結論があるとかはたぶん習う。
でもそれをどう生かせとは教わらないし、それができなくて添削されることもない。
そもそも、作文の評価基準は確か「生き生きしてる」だの「子供らしい」だのだったはずだ。*3

なるほど、そりゃあ、

  • きちんと文章を構成して結論を頭に置き
  • それぞれの主張に対しての例示を置き
  • 事実の出典を正しく記した

文章は生き生きしてないし子供らしくもないだろう。

結論(風味)

今回のネタのような、「正しい論文を書くための観点」から見れば不思議でしょうがないかもしれないが、
「子供らしく生き生きした」なんてものを評価基準に考えれば、
確かに出典や文章構成に頭をひねるより、血の通った文章表現を求める気もする。

結論の否定(事実は曖昧に)

しかしこの結論には穴がある。
こういう*4評価基準は小学生中学年ぐらいまでにしか当てはまらないだろうから。
さて、高学年以降の実態はどうだったかな。
俺は不真面目小学生だったので全く覚えがない。
皆は覚えがあるかな。


以上、あくまで日記。

*1:これも実体験から。創意工夫しか例が思い当たらない

*2:事実かは不明

*3:ソース不明

*4:子供らしく生き生きした