舞-HiME(であってたっけ)観了

某hmxから借りてたRODにくっついてた舞-HiMEの感想。
あれ、RODのほうは感想書いてないのに('ω`)


ま、観るのに時間がかかったので、前半のほうの感想は適当。
間違ってたらスルーしてくだせえ。

一言粗筋

スタンド能力娘たちの愛憎入り乱れたセカイ系学園ファンタジー

感想

最初のほうは全然アマアマで、単なるバケモノ退治。
主人公の弟が病弱属性というところ以外シリアスがなく、
恐らく主人公の悩みも独善偽善の嵐で箱庭世界で愛を叫ぶ程度かと予想した。


しかし序盤の終りあたりだっただろうか、登場人物の一人に結構シリアスな事件が起こる。
これを転機に一気に急展開を見せるか!と思えば、そういうこともなくそのまま。
「なんだかなぁ」と、ここで一気に消化速度が落ちた。


そして中盤終りまでだらだらと観て、ようやく転機を迎えてシリアスシリアスな感じに。
でもやっぱりセカイ系。そこはそれ。あっさり戦いは終了。
ハッピーエンド。
最後のお約束までついてます。
なるほど、美味しいね。


全体としては物語がダラダラしている感じがダメだった。
DVD9枚分も作らず、5枚でも良かった気がする。
そうすればスピーディになるだろう。
しかし、
「わざわざ前に出す必要のあるキャラクターなんて、いっそスッパリ切ってしまえばいい」
と思うのはこういうアニメではダメなんだろうな。

ネタバレ感想

以下ネタバレ含む感想

序盤のバケモノ退治的な部分はだいぶ要らない。
たぶんに趣味的で、学園物にした理由はこれだけじゃないのか?と思えるぐらい。
もうちょっと退治に積極的になれるような理由がないのか、とこの時点で思う。


ミユにチャイルドを殺されたヒメ(名前忘れた)の思い人が消滅というのは、
クサイ設定だがアリかなと思ったが、それに対して大した動きのない主人公界隈というのもつまらない。伏線を引っ張りすぎてダレた。


伏線の王道、「能力者風で知った口利くナマなガキ」が動き出すのは中盤過ぎてから。
正直ココから別の話。
互いのチャイルドを殺しあえ、とかそんな感じで、主人公たちの関係が崩壊。
そんな勢いでなし崩し的に最後の一人になるわけだが、なんだろうこのバトロワ
この反転のインパクトを大きくするために、日常が必要ではあるが、そこで退屈してしまってもしょうがないだろう。
キャラクターの学園物(要はギャルゲーとか)を苦痛なくこなせる人間には序盤も難なく消化できるだろうが、俺はそうではなかったわけだ。


まぁ、個人的には終盤での、「愛くるしかった主人公たち」が憎悪を剥き出しにするあたりが新鮮でよかった。
後アレだ、生徒会長?
百合女ほど怖いものはないなと思いました。
























終了ー。